2018年09月19日
【高校】iPadの無償貸与
<Q>【高校】iPadの無償貸与
高校では、入学時にiPadを新入生に無償貸与し、卒業時に贈呈しています。この場合の会計処理はどうなりますか?
<A>
よく尋ねられる御質問のようで、私学事業団の実務問答集が綺麗にまとめているので、これと同じ会計処理が良いでしょう。
181 学生に貸与するパソコン Q 短期大学の授業においてパソコンを利用するため、新入生に対して、学校が購入したノート型パソコンを貸与し、卒業時にそのパソコンを全員に無償で譲渡することにした。この場合、どのように処理すべきか。 A 原則としてはパソコン購入時において、「教育研究用機器備品」として貸借対照表に資産計上し、減価償却して、譲渡時(卒業時)に除却するのが妥当である。その場合、購入したパソコンは、備品番号を付け備品台帳に記録し、貸与した学生からは、借用書を受け取り、貸出簿を整理する等物品管理をすることとなろう。また、パソコン貸与の規程等を整備する必要がある。 なお、学生に在学中貸与するのは単なる形式であり、備品台帳に記録する等の物品管理を全く行わず、教材として使用させた時点で実質的に譲渡したとみられる場合は、消耗品とみなし、「(大科目)教育研究経費(支出)」、「(小科目)消耗品費(支出)」として計上することも考えられる。 |
事務局も同意見です。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│