【注記】第4号基本金相当の資金に関する注記の記載例【寄付金2】はっきりしない寄付金の按分計算って出来るの?

2018年04月16日

【寄付金1】新しい寄付金科目の表示?

疑問こんにちは!今日は、高校法人さんからの御質問です。

 

<Q>はっきりしない寄付金をもらってしまった!!

 寄付金をいただいたのですが、寄付申込書には「学校のため」と書かれているのですが、ちょっと漠然としていて寄付者の意図がはっきりわかりません。どうしたら良いでしょうか。

 

<A>

 聞けるのであれば、寄付者の方に寄付の目的(寄付者の意思)を尋ねるのが良いでしょう。

 もし寄付者の方に尋ねられないは、教育活動収支の寄付金に取り扱う割り切りルールになっています。

 

<少し説明>

 下記は、文科省の通知を引用した活動区分資金収支計算書の科目説明ですが、事業活動収支計算書の寄付金科目も同じように考えます。実務指針45号の1-2を参考にしています。

 

 8号通知12. (1)において、「特別寄付金収入」とは、「用途指定のある寄付金収入のうち、施設設備寄付金収入を除いたものをいう」と定義されます。また、同通知12. (2)において、「施設設備寄付金収入」とは、「施設設備の拡充等のための寄付金収入をいう」と定義されています。

 したがって、施設設備拡充等のためという寄付者の意思が明確な寄付金収入のみ「施設整備等活動による資金収支」の活動区分に「施設設備寄付金収入」の科目で計上し、それ以外の寄付金収入は、「教育活動による資金収支」の活動区分に「特別寄付金収入」又は「一般寄付金収入」の科目で計上することになります。(つまり、消去法的な定義です。)

 

 また、寄付者の意思は、寄付金趣意書、寄付金申込書等により可能な限り明確にすることが望ましいのですが、寄付者の意思が明確でない場合は、「教育活動による資金収支」の活動区分に計上することになります。

 

 なお、活動区分資金収支計算書における「教育活動による資金収支」の活動区分の「特別寄付金収入」又は「一般寄付金収入」は、事業活動収支計算書では、「教育活動収支」の「寄付金」に「特別寄付金」又は「一般寄付金」として計上されることになります。

 

 また、活動区分資金収支計算書における「施設整備等活動による資金収支」の活動区分の「施設設備寄付金収入」は、事業活動収支計算書では、「特別収支」の「その他の特別収入」に「施設設備寄付金」として計上することになります。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0) ■■ 収入/寄付金収入 

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