2018年02月26日
【監査】不正と誤謬の違いってどこ??
<Q>【監査】不正と誤謬の違いってどこ?何?
会計士さんが言う「不正」と「誤謬」の違いってなんですか?
<A>
監査の用語の説明です。
まず、不適切な会計処理とは、不正又は誤謬から生じる虚偽表示をいいます。
ここで不正とは、財務諸表の虚偽表示の原因が意図的である場合をいいます。誤謬とは、財務諸表の虚偽表示の原因が意図的でない場合をいいます(監査基準委員会報告書240第2項参照)。
※ズバリ一言で説明!
不正→意図的
誤謬→意図的でない
このように監査で言う不正と言うのは,意図的な虚偽表示のことをいいます,意図的でない誤りは誤謬として区別して考えます。不正には、粉飾と資産の流用があります。
虚偽表示というのも監査特有の言葉です。虚偽表示は、粉飾や誤りによる間違った財務諸表の表示を言います。
少しややこしい監査用語ですが、専門用語なので仕方ないです。
今日は、ここまでです。
kaikei123 at 07:00│Comments(0)│
│◎ 監査