2017年05月31日

【科目】基準が形態分類を原則とした理由って何??

対立こんにちは!専修学校の経理の方からのご質問です。

 

<Q>基準が形態分類を原則とした理由って何??

 科目を追加する場合は、形態分類にするようですが、形態分類って何ですか?また、基準が形態分類を科目を追加する場合の原則にしたのはどうしてですか?

 

<A>

 学校会計では、基準の別表第一(注)2や別表第二(注)2では「小科目を追加する場合は、形態分類による科目でなければならない。ただし、 形態分類によることが困難であり、 かつ、 金額が僅少なものについては、この限りではない。」とあります。

 この解説は、基準(文部科学省令)を作った文部省に伺ってみます。基準制定時の基準説明の逐条解説資料を参考にいたします。

 昭和46年当時の基準では、ただ「ただし、 形態分類によることが困難であり、 かつ、 金額が僅少なものについては、この限りではない。」の「この限りではない。」の部分が「機能分類または目的分類による科目とすることができる。」となっていました。

 

1.形態分類vs機能分類・目的分類

 形態分類は取引をその対象に即して整理する科目分類で、最も客観性を備えています。一方、機能分類、 目的分類による科目は、支出の目的または学技法人の活動を科目のうえで明示するための分類です。

 例えば、学園祭の開催のために宣伝用ポスターの用紙を買った場合、形態分類では消耗品費、一方、目的分類では学園祭費と言うようになります。

 

2.基準が形態分類を採用した利用

 形態分類は取引をその対象に即して整理する科目分類で、 最も客観性を備えている。一方、機能分類、 目的分類による科目は、支出の目的または学技法人の活動を科目のうえで明示するための分類であるから、 その内容は多岐にわたり、 複雑になることを免れない。そこで、学校法人会計基準では、形態分類によることを原則とし、機能分類、目的分類を例外としました。

 事務局が付け加えると、形態分類の方が他校との計算書類の比較もしやすくなります。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)☆ 計算書類 

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