2017年03月24日
【図書】電子書籍の会計処理
<Q>電子書籍の会計処理
電子ジャーナルについて会計処理を教えてください。
<A>
電子ジャーナルの会計処理については、学校会計の法規集の法規集では、まだ明記されていません。
そうすると、図書の会計処理の基本となっている「図書の会計処理について(報告)」について(通知)(昭47.11.14雑管第115号)に準じて会計処理を決めていくことになります。
事業団さんの「月報私学No.156」には、電子ジャーナルと電子ブックの会計処理についてのQ&Aがあり、よくまとめられており、参考になります。
媒体 | 会計処理 |
電子ジャーナル
| ・電子ジャーナルは、雑誌が電子化されたもので、オンライン・ジャーナルとも呼ばれます。雑誌のコンテンツが電子化されたものと考えられますので、利用の態様に従い、当該の雑誌を冊子形態で購入した場合に準じた会計処理を行うことになります。 ・したがって、長期間にわたっての保存や使用が予定されない雑誌 に相当する電子ジャーナルである場合、消費支出(事務局注:現在は事業活動支出)として取り扱うことができます。 ・<追加:事業団の実務問答集210> 電子ジャーナルとは、紙媒体で刊行される雑誌および雑誌内の記事が電子化され、購読者に配信されるものであることから、紙媒体の雑誌を購入した場合の会計処理に準じて、資産とはせず「消耗品費」等の経費として処理することが妥当である。 |
電子ブック | ・電子ブックは、冊子形態の書籍が電子化されたもので、他に電子書籍、Eブック等の呼称があり、電子機器端末等を用いて読み取ります。 ・電子ブックは書籍のコンテンツが電子化されたものと考えられますので、利用の態様に従い、図書に準じた会計処理を行うことになります。 |
今日は、ここまでです。