2017年02月24日

【税務】学校の共通経費の按分ってどうするの?

税金こんにちは!今日は、専修学校法人の方からのご質問です。

 

<Q>【税務】学校の共通駅費の按分ってどうするの?

 当法人は、収益事業について法人税の申告をしております。この場合、共通経費についてどう按分したら良いでしょうか。ルールがあれば教えてください。

 

<A>

1.区分経理

 学校法人は、税務では公益法人等の「等」に含まれます。

 その学校法人については、収益事業から生ずる所得についてのみ課税されます。このため、学校法人が収益事業を行っている場合には、収益事業から生ずる所得に関する経理と収益事業以外の事業から生ずる所得に関する経理とを区分して行わなければならないことになっています(法人税法施行令第6条)。収益事業を区分経理ピックアップして所得について法人税の課税が行われる訳です。

法人税法施行令

(収益事業を行う法人の経理の区分)

第6条 公益法人等及び人格のない社団等は、収益事業から生ずる所得に関する経理と収益事業以外の事業から生ずる所得に関する経理とを区分して行わなければならない。

 

2.経費の按分

 さて、次は共通経費の按分方法ですが、手がかりは法人税法基本通達にあります。

 基本通達の(費用又は損失の区分経理)15-2-5では、収益事業と収益事業以外の事業とに共通する費用又は損失については、これらの費用又は損失の性質に応ずる合理的な基準で按分することになっています。

法人税法基本通達

2節 収益事業に係る所得の計算等

(費用又は損失の区分経理)

1525 公益法人等又は人格のない社団等が収益事業と収益事業以外の事業とを行っている場合における費用又は損失の額の区分経理については、次による。

(1) 収益事業について直接要した費用の額又は収益事業について直接生じた損失の額は、収益事業に係る費用又は損失の額として経理する。

(2) 収益事業と収益事業以外の事業とに共通する費用又は損失の額は、継続的に、資産の使用割合、従業員の従事割合、資産の帳簿価額の比、収入金額の比その他当該費用又は損失の性質に応ずる合理的な基準により収益事業と収益事業以外の事業とに配賦し、これに基づいて経理する。

() 公益法人等又は人格のない社団等が収益事業以外の事業に属する金銭その他の資産を収益事業のために使用した場合においても、これにつき収益事業から収益事業以外の事業へ賃借料、支払利子等を支払うこととしてその額を収益事業に係る費用又は損失として経理することはできないことに留意する。


 それでは、わかりやすく図解してみま経費按分す。 


今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)□□ 支出/経費 

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