2017年02月23日

【高校】技能連携校って何だ??

調理こんにちは!今日は、ある県の税理士事務所の方からの御質問です。

 

<Q>技能連携校って何だ??

 専修学校法人で聞く技能連携って何ですか?

 

<A>

 学校会計の法規集でも技能連携制度(学校教育法第55条)は出てくるのですが、実務的にわかりやすいと思われるので、今日は進学情報誌を利用しての御回答です。

技能連携校とは

 学校教育法第55条に「技能連携制度」というものが定められています。これは,高等学校の通信制または定時制課程に在学する生徒が技能教育施設(都道府県教育委員会指定)で教育を受けている場合、その技能教育施設での学習を高校の教科の一部の履修とみなすことができる制度のことです。ここでいう「技能教育施設」を一般的に「技能連携校」とよんでいます。「技能教育施設」の指定を受けているのは、専修学校や企業内の職業訓練校などです。

 技能連携制度を利用すると、専修学校などに在籍しながら、通信制または定時制の高校にも籍を置くことになります。そして,専修学校などでは専門科目や教養科目を学び、通信制または定時制高校では普通科目を学習します。卒業時には専修学校などの卒業資格だけでなく、高等学校の卒業資格も取得できるのです。

出典:「通信制高校・サポート校・高卒認定予備校ガイド2013-2014年度用」p198。晶文社)

 

 早わかりで言うと、技能連携は、専修学校高等課程(技能教育施設)と通信制・定時制高校が連携をします。2つの学校に同時に入学して、3年後の卒業時には、技能教育と高校卒業資格を同時に取得する制度です。

学校

通信制高校・定時制高校

高等専修学校(技能連携校)

授業

普通教科(英・数・国・理など)の学習

商業・工業・情報・福祉・調理・製菓などの技能教育

 

技能連携=技能教育の専門授業を高校の科目履修単位とみなすことができる(学教法55条)

 

<発展>

少しだけ技能連携制度の趣旨を押さえておきます。

鈴木勲先生 「条学校教育法第8版」p523523

〔技能教育施設との連携〕

55条 等学校の定時制の課程又は通信制の課程に在学する生徒が、技能教育のための施設で当該施設の所在地の都道府県の教育委員会の指定するものにおいて教育を受けているときは、校長は、文部科学大臣の定めるところにより、当該施設における学習を当該高等学校における教科の一部の履修とみなすことができる。

∩姐爐了楡澆了慊蠅亡悗敬要な事項は、政令で、これを定める。

 

【注解】

一 本条は、いわゆる技能連携制度に関する規定であり、昭和36年に、学校教育法の一部改正によって追加されたものである。

二 この制度は、職業訓練所や各種学校等の教育訓練機関における技能教育が充実し、なかには高等学校教育と同程度のものもみられるようになった実情を背景として、高等学校の定時制又は通信制の課程に在学する生徒が、同時に技能教育施設で教育を受けている場合には、同様の教育を重複して受けるという二重負担を軽減することにより、勤労青少年の高等学校における学習を容易かつ効果的に行わしめるとともに、より多くの者に高等学校教育を受ける機会を与えようという趣旨から設けられたものであり、あわせて技能教育の効率化を図り、もって科学技術教育の振興に資することをその目的としている。

 なお、この制度は、「高等学校の定時制の課程又は通信制の課程に在学する生徒」についてのみ認められるもので、全日制の課程に在学する生徒については適用されない。(以下、省略)

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)◎ 法人運営 

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