【資金】 「MMF」vs「支払資金」【法】学校債の時効って何年?

2016年07月06日

大論争「過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合」の会計処理!!

回収

こんにちは!今日は、学校会計の仲間で話題からです?





<Q>大論争「過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合」の会計処理!!

 どうして、「実務指針452-5過年度修正額の範囲」では、「過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合」を過年度修正額としていますが、雑収入ではないのですか?

参考:(基準別表第二)

収支区分

大科目

小科目

備考

教育収支

雑収入

 

 

施設設備利用料、廃品売却収入その他学校法人の負債とならない上記の各収入以外の収入をいう。

特別収支

その他の特別収入

過年度修正額

前年度以前に計上した収入又は支出の修正額で当年度の収入となるもの。

 

<A>

 結論としては、基準改正8号通知の付託を受けて発出された実務指針では、

「特別収支」の「過年度修正額」には、資金収支を伴うものと、伴わないものとがある。

 資金収支を伴うものとしては、過年度の給与や退職金計算の誤りを当年度に精算した場合、過年度に未払金として計上するべきであった経費を当年度に支払った場合、過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合、などが考えられる。

 と例示されているので「過年度修正額」になります。

 この実務指針がなければ雑収入を考える考え方にも一理あるのですが、過年度修正額の範囲は割り切って定められました。

 

<説明>

「過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合」の会計処理の考え方です。

過年度修正額と考える見解

雑収入と考える見解

・別表第二の「前年度以前に計上した収入又は支出の修正額で当年度の収入となるもの。」と割り切って考える。

企業会計の償却債権特別益は損益計算書上、特別利益の部の「前期損益修正益」に含めて表示します。

 

  

 

 

・過年度の徴収不能額処理が正しかった場合は、雑収入なり。

 徴収不能額処理が誤っていた場合は、過年度修正額となる。

 実際、実務指針45号の2-5でも「資金収支を伴わないものとしては、過年度の減価償却額や退職給与引当金(繰入額)等の計算誤りを当年度に修正した場合などが考えられる。」と会計処理をした時点での会計判断の誤りの有無により会計処理を分けている。

 事務局の意見としては、理論的には「雑収入」処理なのですが、基準改正に伴う科目の割り切りを考えて実務では、過年度修正額と処理します。

 

 今日は、ここまでです。

 

 

参考:実務指針45

2−5 過年度修正額の範囲

Q 特別収支における過年度修正額として計上されるものにはどのようなものがありますか。

 また、補助金の返還支出は、過年度修正額として特別収支に計上すべきですか。

A 「特別収支」の「過年度修正額」には、資金収支を伴うものと、伴わないものとがある。

 資金収支を伴うものとしては、過年度の給与や退職金計算の誤りを当年度に精算した場合、過年度に未払金として計上するべきであった経費を当年度に支払った場合、過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合、などが考えられる。

 資金収支を伴わないものとしては、過年度の減価償却額や退職給与引当金(繰入額)等の計算誤りを当年度に修正した場合などが考えられる。

 なお、補助金返還額は、教育活動収支の管理経費に計上され、「特別収支」に計上されるものではない。補助金は、過年度において一旦確定し収受しており、その一部に返還があったとしても返還命令決定通知に従ったものであり、過年度の修正には該当しない。

 



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 計算書類 

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