【基本金】基本金で「いわゆる先行組入れ」って何だ?大論争「過年度に徴収不能額として処理した債権を当年度に回収した場合」の会計処理!!

2016年07月05日

【資金】 「MMF」vs「支払資金」

基本金の組入と取崩こんにちは!今日は、大学の財務の方からのご質問です。


<Q>「MMF」vs「支払資金」

 どうしてMMFは、資金収支計算書の支払資金に入らないのですか? 入るのですか?


<A>

 資金収支計算書の資金のことを支払資金と言います。

 簡単に言うと、「支払資金=現金預金」です。

 ところが、MMFは有価証券です。このためMMFは換金性がたかくても資金収支計算書の支払資金にはなりません。


<少し説明>

 学校法人会計基準ではその6条で支払資金を「現金及びいつでも引き出すことのできる預貯金」と定義しています。

 一方、MMF(マネー・マネージメン卜・ファンドは)は、追加型公社債投資信託と言われるもので金融商品取引法上の有価証券です。機能は、預金に似ているのですが、学校会計の支払資金には含まれません。MMFと同じグループには、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)や昔はやった中期国債ファンドもありますが、やはり有価証券と分類され支払資金にはなりません。定義の問題なので割り切ります。


 ただ、MMFは決算手段としてみると預金に近い部分があるため期中で支払資金として会計処理しても、年度末の計算書類で資金収支計算書ではMMF取引を相殺して結果として純額表示。貸借対照表の現金預金からMMFを外して有価証券に振り返れば良いとする研究報告もあります(「資金運用取引に関する会計処理等について」学校法人会計問答集(Q&A)第5号・Q3)。

 ポイントは、決算書では、MMFを支払資金(資金収支計算書)や現金預金(貸借対照表)にしないで有価証券扱いにすることです。

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 計算書類 

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