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2016年06月23日

【高校】在学契約は誰と誰の契約なの??

高校の入学式こんにちは!今日は、高校の事務長からのご質問です。



<Q>在学契約は誰と誰の契約なの??

 生徒が入学するには生徒と学校が在学契約を結ぶことになると思うのですが、在学契約は誰と誰の契約なのですか?



<A>

 学校会計の法規集では回答できないのです、教育法規の専門書の力を借り手の御回答です。

 結論的には、在学契約は、学校法人と生徒の間で締結されると解するのが一般的ですが、異なる見解もあります。

 学校法人と生徒との法律関係は、在学契約という契約関係です。



<説明>あくまでも法律論のご説明です。ほぼ同じQ&Aが法律書にありました。

1.学校側の契約者

 在学契約の一方の当事者が学校法人であることは、争いがありません。

 在学契約成立の段階では、入学の許可は校長が行うこととされており、校長が職務として行った法律行為の効果は学校法人へ帰属します。また、在学契約から生じる諸々の債権・債務の主体は、学校法人です。

 学校法人が設置する個々の学校は、法人格がないので、在学契約の当事者にはなり得ません。



2.生徒側の契約者

 在学契約の生徒側の契約者は、学生・生徒自身とするか、親権者又は保護者とするか、見解が分かれます。

 関連する裁判例として、下記の山形地裁判決は、高等学校における在学契約の当事者は親権者ではなく生徒であるとしています。また、大学の在学契約については、いわゆる学納金返還訴訟の最高裁判決が、在学契約は学校法人と学生との間に締結されるものであることを明示しています(最高裁二小平18.11.27判決)

※参考文献:「私学経営の法律相談◆。僉A学生・生徒管理」p6。著者は弁護士の小国隆輔先生です。)



 今日は、ここまでです。


 


 


 


 


 



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◎ 法人運営 

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