【所得税】会社が社員に支給する奨学金【運営】内部監査室って何??

2016年06月21日

【収入】不思議かな? 入学金の会計処理!

大学こんにちは!今日は、ある大学の団体の研修会でのご質問です。質問者は、多分、経理のご専門の方です。


<Q>不思議かな? 入学金の会計処理

 資金収支計算書では、入学試験の合格者から入学金をもらった場合、入学金収入をしないで、なぜ前受金収入とするのですか?


<A>

 通常、学校と学生との在学契約が4月1日からスタートします。これを会計的に言うと、4月1日に入学金収入が実現するわけです。

 会計では、在学契約の成立だけでは役務の提供は完了していません。役務の完了は4月1日の入学時ですの。4月1日の入学以前に、入学手続時に入学金をもらっただけでは入学金は、在学契約だけでまだ役務の提供が始まっていないため入学金収入としないで、前受金収入として会計処理します。


<参考>

 学校会計の法規集では、対応できないので法律の専門書の力を借ります。

■最高裁二小平18.11.27判決〔学納金返還請求事件〕

 私立大学に合格し、入学金及び授業料等の学納金を支払ったが、他大学に合格するなどしたために入学辞退した合格者らが、支払い済みの学納金は返還しないと定める学則等の条項は無効であるとして、学納金の返還を求めた事案。


 最高裁は、在学契約の成立時期等について、次のように判示しました。

「大学は、一般に、学則や入学試験要項、入学手続要項等〔中略〕において、当該大学の入学試験の合格者について、入学に先立ち、入学金(入学料)、授業料等の諸費用〔中略〕の納付や必要書類の提出などの入学手続を行う期間を定めており、この期間内に所定の入学手続を完了しなかった者の入学を認めないものとする一方、上記入学手続を行った者については、入学予定者として取扱い、当該大学の学生として受け入れる準備を行っているものであるから、特段の事'情のない限り、学生が要項等に定める入学手続の期間内に学生納付金の納付を含む入学手続を完了することによって、両者の間に在学契約が成立する」。


 「入学手続を完了して在学契約を締結した者が当該大学の学生の身分を取得するのは、当該大学が定める入学時期すなわち通常は入学年度の4月1日であり、大学によって教育役務の提供等が行われるのも同日以降であるから、双務契約としての在学契約における対価関係は、同日以降に発生することになる。」


出典:「私学経営の法律相談◆。僉A学生・生徒管理」p10。著者は弁護士の小国隆輔先生です。

 

 

 


今日は、ここまでです。

 

 

 

 



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ■■ 収入/学納金収入 

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