【学則】授業料や入学金の金額を確認する【新基準】監査事項の指定について

2015年06月12日

【改正基準】少額の過年度修正額

質問こんにちは!大学の方からのご質問です。


<Q>少額の過年度修正額

 前年度の修正が出てきました。金額が小さいのですが特別収支にしないとダメですか?


<A>

1.制度上

 強制力のある「学校法人会計基準の一部改正に伴う計算書類の作成について(通知)」に関する実務指針(学校法人委員会実務指針第45)に定めがあります。これによると、金額の大小に関係なく特別収支に計上することとあります。原文を見てみましょう。

2-4 特別収支の範囲

Q 通知において特別収支とされる項目については,金額の多寡を問わず計上する必要がありますか。

A 8号通知毅魁(3)△砲いて、「特別収支には、「資産売却差額」、「施設設備寄付金」、「現物寄付」、「施設設備補助金」、「資産処分差額」、「過年度修正額」、「災害損失」及びデリバティブ取引の解約に伴う損失又は利益が該当するものとする。「災害損失」とは資産処分差額のうち、災害によるものをいう」と定義されている。また、同通知毅魁(3)では、「退職給与引当金の計上に係る変更時差異を平成23年度に一括計上せず毎年度均等に繰り入れる措置によっている場合の「退職給与引当金特別繰入額」についても特別収支に該当する」としている。

 したがって、これらの科目については金額の多寡を問わず、「特別収支」に計上しなければならない。

 なお、有価証券の時価の著しい下落による有価証券評価損(有価証券評価差額)は、「資産処分差額」に含まれるので、特別収支に該当する。


 同じようなモノに図書がありました。図書も金額の多寡に関係なく資産計上します。

 デリバティブ取引に係る損失も金額の多寡に関係なく独立表示しました。


2.実務

 今後の会計慣行が成熟しているのを見守りたいと思います。

 過年度修正額には、現行制度上、企業会計のような重要性の概念がありません。あくまでも制度上は、金額に関係なく過年度修正額は特別収支に計上します。


 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◆◇事業活動収支計算書 

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