【計算書類】資金収支計算書の消費収支計算書の科目の違い【税金】消費税は未払計上するのか?

2015年05月07日

【役員】ズバリ!監事の職務とは?

監督こんにちは!今日は高等学校法人でのご質問です。



<Q>監事の仕事

5月の決算理事会で、新監事が選任されます。新監事に監事の仕事を簡単に説明したいのですが、どう説明したら良いでしょうか?



<A>

 学校法人には、監事を2人以上置かなければならないとされています(私学法35)。私立学校法は、学校法人が学校の経営主体としてふさわしい法人となるよう、監事を必置機関とし、さらに複数制として、その公共性が確保されるよう配慮しているからです(参考:小野先生p207)。



 さて、監事の職務は、私立学校法に定めがあります。ここでは、法律上の必須の職務が6つあります(私学法第37条第3項)。監事の6つの職務は、例示的列挙であると解されていますので、寄附行為で監事の職務として理事の業務執行を監査するのに必要な事項を追加して掲げることは差し支えないと考えられています(参考:松坂先生p242)。



監事の6つの職務

(私学法37

事務局コメント

学校法人の業務を監査すること



 


 

・いわゆる業務監査。

・教学的な側面と経営的な側面は、実際には密接不可分であることから、教学的側面についても監事が意見を述べることは排除されていないと解されています(小野先生p208)。

学校法人の財産の状況を監査すること

・いわゆる財産監査。

・監事が公認会計士や監査法人、あるいは法人事務局内部の監査担当者等と連携して監査を行うことも当然にあり得えます(小野先生p208)。

・会計士サイドでは、監事との連携を呼びかけています(研究報告17号)。

学校法人の業務又は財産の状況について、毎会計年度、監査報告書を作成し、当該会計年度終了後2月以内に理事会及び評議員会に提出すること

・監事の決算理事会前に監査を行い、監査報告書を作成します。

・この規定は、平成16年私学法改正により新たに追加されました。

・監査報告書は、監事が学校法人の業務及び財産の状況を監査した結果について記載した書類のことをいいます。法定のひな形は、特にありません。

監査の結果、不正の行為又は法令若しくは寄附行為に違反する重大な事実のあることを発見したとき、これを所轄庁又は理事会及び評議員会に報告すること

・監事が監事監査を実効あらしめるものとするための手段です。

・監事は、「所轄庁」か「理事会及び評議員会」のいずれかに報告することとなりますが、同時に双方に対して報告することも差し支えありません(松坂先生p241)。

の報告をするために必要があるとき、理事長に対して評議員会の招集を請求すること

・監事がその監査を実効あらしめるものとするための手段です。

学校法人の業務又は財産の状況について、理事会に出席して意見を述べる

・監事が理事会に出席する根拠と解釈されています。



 以上は、法律に定められた監事の職務です。また実務では、前任監事の監査計画書や監事報告書が閲覧できれば、それも役に立つでしょう。それと必ず、寄附行為は確認して下さい。寄附行為には、私立学校法とは別の定めがあることもあります。

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◎ 法人運営 

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