2015年04月27日

【注記】担保資産の注記の金額とは?

体育館こんにちは!大学の方からのご質問です。



<Q>「担保資産の注記の額」の金額は?

 貸借対照表の注記を作成しているのですが、「5.担保に供されている資産の種類及び額」の欄で、建物の注記金額は、取得価額と書くのか帳簿価額を書くのか、どうなっているのでしょうか?


<A>

 基準第6号様式は、貸借対照表の注記として、「担保に供されている資産の種類及び額」を記載することを定めています。これは、基準34条の「5 担保に供されている資産については、その種類及び額を脚注として記載するものとする。」の部分ですね。

 さて、まず注記を書く趣旨を説明します。計算書類の表示だけで学校の財政や経営の状況を説明するのは、どうしても限界があります。そこで、計算書類に関連して重要な情報が不足する場合に、計算書類の末尾で言葉による説明を注記で追加し、情報を補うようにします。

 ですから今回の建物の金額ですが、あくまでも貸借対照表の注記事項ですから貸借対照表での金額、つまり帳簿価額となります。


 文科省の注記の記載例をみてみます。(H17.3.1317高私参第1号)

5.担保に供されている資産の種類及び額

  担保に供されている資産の種類及び額は、次のとおりである。

   土地   ×××円

   建物   ×××円

   定期預金 ×××円

 ここの金額が帳簿価額で書きます。と言うことは、建物の帳簿価額は少なくとも毎年減価償却分が減りますので、昨年度と違う金額を書くわけです。


 なお、事業団さんは実務問答集Q308のなかで「必要があれば取得価額×××円、帳簿価額×××円と両者を併記することも妥当である。(昭61年)」としており、こちらも参考になります。事務局で注記案を書いてみました。

5.担保に供されている資産の種類及び額

  担保に供されている資産の種類及び額は、次のとおりである。

   建物  取得価額 ×××円、帳簿価額△△△円


 今日は、ここまでです。決算、頑張ってください!



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)☆予算 

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