2015年04月13日
【少額重要資産】机・椅子の追加購入が少ない年の会計処理
<Q>机・椅子の追加購入が少ない年の会計処理
当学園では、生徒用の椅子・机は少額重要資産として経理処理していますが、年度によっては購入数が10程度と少ない年があります。この場合にも、消耗品費でなく少額重要資産として教育用機器備品に計上すべきでしょうか?
A 本来であれば、1個あたりの金額の少ない机・椅子は消耗品費で会計処理できそうです。しかし、学校会計では、机・椅子の一点あたりの金額が少額でもグループとして多額になり、学校法人の性質上基本的に重要である資産の場合、少額重要資産として資産計上することになっています。※「基本金設定の対象となる資産及び基本金の組入れについて(報告)」について(通知)(昭49.2.14文管振第62号)
従って、たまたま年間の購入数が少なくとも、少額重要資産として計上している物品の追加取得については、固定資産計上する必要があります。
(同趣旨、「固定資産に関するQ&A」学校法人委員会研究報告第20号の4-5 少額重要資産の追加取得)
今日は、ここまでです。