【寄付金】受配者指定寄付金の会計処理【人件費】わかりずらい「本務」と「兼務」の総まとめ

2014年10月27日

【高校法人】アルバイト職員の会計処理

アルバイトこんにちは! 都内の高校法人さんからのご質問です。


<Q>アルバイト給与の会計処理

 アルバイトの職員の給与は、長期、短期を問わず全部人件費支出で良いのでしょうか。


<A>

 アルバイト職員の給与は雇用契約に基づく支出になりますので(大科目)人件費支出(小科目)職員人件費になります。考え方としては、通常に時給や日給でいくらという対価を受けるかわりに、学校法人の命に服して労務を提供するので、たとえ期間は短くても人件費支出にするわけです。


 それと人件費支出内訳表の細分科目は、アルバイトのような短時間勤務者は本務職員でなく兼務職員になります。


 特に東京都の場合は通知(「学校法人会計基準の処理標準(記載科目)の改正等について(通知)(小・中・高法人対象) )で職員人件費にすることが明記されています。

大科目

小科目



 

人件費支出

職員人件費支出

職員(アルバイト等の職員を含む。)に支給する本俸、期末手当及びその他の手当並びに所定福利費をいう。


 なお、事業団の実務問答集では追加で一つ注意点をあげています。他県の方のためにお伝えいたします。

「なお、本務、兼務の別については教員職員ともこの計算書類の作成の目的から所轄庁より受ける経常費補助金の交付要綱などに準拠すべきである。」(第3版Q68)。

 簡単に言うと、本務・兼務の区別は、所轄の都道府県知事に指示に従って下さいということですね。


 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) □□ 支出/人件費 

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