2014年08月20日
【改正基準】活動区分資金収支計算書と経過勘定
こんにちは! 今日は、ある法人のシステム室の方からのご質問です。
<Q>活動区分資金収支計算書と経過勘定 資金収支計算書上で純額表示をした場合、活動区分資金収支計算書の表示についても純額で表示するものなのでしょうか。総額表示に変えてもよいのでしょうか? <A> 預り金や立替金などの経過勘定は、資金収支計算書では総額表示を原則としながらも、純額表示も認められています(基準5条)。 さて、ご質問の件ですが、文科省や会計士協会からの発出物で同じ設問はないので、一般的な原則に戻って考えます。 そうすると、活動区分資金収支計算書は資金収支計算書の附属表なので(基準4条)、資金収支計算書での純額表示・総額表示を踏襲して作成することになるでしょう。 逆に言うと、例えば、資金収支計算書では純額表示で活動区分資金収支計算書を総額表示に変える根拠がみあたりません。 今日は、ここまでです。