【用語】基本金の繰延とは何か?【運営】評議員会はなぜ諮問機関なのか??

2014年07月28日

【運営】理事長の職務代行者・代理者って誰だ〜?

承認こんにちは! 今日は、地方の高等学校法人でのご質問です。

 

<Q>理事長の職務代行者・代理者

理事会で、理事長の職務代行者・代理者を決めるのですが、どういう制度でしょうか?

 

<A>

 職務代行者、代行者は私立学校法の第37条第2項に定めがあります。

 ここでは、「理事(理事長を除く)は、寄附行為の定めるところにより、学校法人を代表し、理事長を補佐して学校法人の業務を掌理し、理事長に事故があるときはその職務を代理し、理事長が欠けたときはその職務を行う」ことと規定しています。

 この規定の趣旨を一言で言えば、緊急時に理事長の空席を防ぐための規定です。

 

 もう少し詳しく説明します。ただ、法律解釈は学校会計の法規集ではちょっと対応できないので、私学法の専門書の助けをかります。

 図表で早わかりの解説をしてみます。

 

■私学法37◆峪故があるとき」

■私学法37◆峽腓韻燭箸」

内容

(現理事長が)事故があるとき

【意味】傷病、長期出張、職務執行停止の民事仮処分など暫時職務を行うことができない状態にあることをいい

(現理事長が)欠けたとき

【意味】役員の死亡、辞職、任期満了、失職(例えば、第38条イ能猴僂垢覲惺散軌號‖茖江鬚傍定する役員の欠格事由該当者となったとき)等の原因により理事長が不在となり、理事長の職務に服する者がいないとなった状態にあること

対応

(理事長はいるのですが理事長は職務ができないので)理事長職務代理者が理事長の代わりをする

(理事長が不存在の状態になるので)理事長職務代行者が理事長の代行をする。

任期

現理事長が復帰するまで

任期は、新理事長が選任されるまで。

(注)法令上「代理」と「職務を行う」の意味については厳密な区別はなく、大体同様の意味に用いられていますが、本条では、「事故があるとき」には「職務を代理」、「欠けたとき」には「職務を行う」ものと規定されていることからこれに従います。

(参考文献)

・松坂先生の逐条解説

・俵先生の「Q&A学校法人の管理期間をめぐる問題と対策」Q39

 

 なお、寄附行為作成例15条を参考にして、「あらかじめ理事会において定めた順位に従い、理事がその職務を代理し、又はその職務を行う。」と定める学校が多いです。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◎ 法人運営 

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