【注記】「純額で表示した補助活動に係る収支」の注記の根拠【運営】教員免許と学校種

2014年06月25日

【あたなはどっち派】建物附属設備vs建物付属設備

電気工事こんにちは! 今日は、大学法人さんでのご質問です。



<Q>建物附属設備vs建物付属設備

 基準改正に伴って科目の見直しをしています、(小科目)建物の細分科目を作っています。この中に、電気工事などの建物関連工事を表すのに「建物付属設備」にすべきか「建物附属設備」にするか迷っています。どちらが正しいのでしょうか?



<A>

 国語学者ではないので、会計ルールや会計慣行を思い出してみます。



学校法人会計基準

 別表第3 貸借対照表関係

小科目

備考

建物

建物に附属する電気、給排水、暖房等の設備を含む。



学校法人委員会報告第28号(日本公認会計士協会)

 固定資産耐用年数表

種類

構造等

建物

建物

鉄筋・鉄骨コンクリート造

建物付属設備

電気設備 (以下、略)



一般的な、会計慣行を思い出してみます。

財務諸表規則

(有形固定資産の区分表示)

23条有形固定資産に属する資産は,次に掲げる項目の区分に従い,当該資産を示す名称を付した科目をもって掲記しなければならない。

 一建物(その付属設備を含む。以下同じ。)



会社計算規則

(資産の部の区分)

74条 ……

二  次に掲げる資産(ただし、イからチまでに掲げる資産については、事業の用に供するものに限る。) 有形固定資産

イ 建物及び暖房、照明、通風等の付属設備



【事務局結論】

 学校会計では、「建物附属設備」を使うようですが、一般的な会計慣行では「建物付属設備」を使うことから、どちらを使ってもOKといたします。特に建物の細分科目なので、あまりこだわらなくても良いでしょう。



 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ★ 固定資産 

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