【登記】「資産の総額」の登記の根拠、県知事への届出の根拠【運営】除籍と退学処分の違い

2014年06月13日

【運営】奨学制度について知りたい!

入学こんにちは! 今日は、若手の会計士さんからのご質問です。



<Q>奨学制度

 大学には奨学制度がありますが、奨学制度ってどんな制度なのでしょうか??



<A>

 現在、多くの大学で奨学制度が設けられています。

 奨学制度の「奨学」は、もともとは「学問を奨励すること」ですが、現在の大学の奨学制度についての正確なご回答には学校会計の会計法規集の知識だけでは、ちょっと対応できないので、今日は専門書の力を借りてのご回答です。

 

 出典:「私立大学マネジジメント」p437438(2009。編集:社団法人日本私立大学連盟。東信堂)からの引用です。


 (1)奨学支援の現状と今後のあり方
 わが国の大学の奨学金制度は、,修量榲から分類すると、経済支援型(ニード型)育英型(メリット型)があり、⊂学金の返還の有無から分類すると、返還の必要がない給費型と返還の義務のある貸費型がある。さらに、貸費型は無利息の奨学金と利息付の奨学金に分類される。

 わが国では、まず教育の機会均等を実現するための経済支援型(ニード型)の奨学金制度が必要になった。その意味で、独立行政法人日本学生支援機構(以下、「日本学生支援機構」という)の奨学金貸与事業が各大学の奨学金制度の根幹を担ってきたともいえる。

 財源に限りのある私立大学が、経済的理由により修学困難であるが優秀な学生に対して、どの程度まで経済支援を行うべきか、また経常費を財源とする奨学金においては、特定の学生に限定して支援を行うことが公平性の観点から、妥当かどうかは議論が分かれるところであろう。

 しかし、最近、各大学は、従来の教育を受ける権利と教育の機会均等の保障のための奨学金の意味に加えて、優秀な学生の確保の手段、入試広報政策の一環として、奨学金制度の整備充実に積極的に取り組んできている。

 日本学生支援機構において、有利子の第二種奨学金の採用者の増加や入学時特別増額貸与の実施等の制度的な改善が行われるのに伴い、各大学は、大学独自の奨学金による経済支援型(ニード型)奨学金の割合を減少させ、反対に、学業成績優秀者やスポーツ・文化・ボランティア活動等の優秀者などへの給付による育英型奨学金(メリット型)制度を拡大させる傾向にある。

 そして、奨学金制度の整備・充実を通じて、学生の多様な学びを促進し、学生の成長を図るためには、奨学金制度が単独で存在するのではなく、正課教育、課外活動支援、正課教育プログラムと有機的に関連させ、シナジー効果を生むような制度として機能させることが重要である。さらに、奨学金の受給が学生の名誉や誇りとなり、学生にチャレンジ精神を奮い起こさせるためのインセンテイブとして機能させることも必要である。

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◎ 法人運営 

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