【大学法人】学校法人ができる事業は?【文科省】平成25年度学校法人の財務情報等の公開状況に関する調査結果について(通知)

2014年02月25日

【運営】理事の理事会招集

聞くこんにちは! 大学法人の理事さんからのご質問です。


<Q>理事の理事会招集

 理事が理事会を招集できるのか教えて下さい。


<A>

 まず、理事会の徴収方法についての私学法の規定を確認します。

私立学校法・抜粋(理事会)

36条 

3 理事会は、理事長が招集する。理事(理事長を除く。)が、寄附行為の定めるところにより、理事会の招集を請求したときは、理事長は、理事会を招集しなければならない。

 

 これを受けて大学法人の学校法人寄附行為作成例が次の通りです。

寄附行為作成例・抜粋(理事会)

第17条 

3 理事会は、理事長が招集する。

4 理事長は、理事総数の3分の2以上の理事から会議に付議すべき事項を示して理事会の招集を請求された場合には、その請求のあった日から7日以内に、これを招集しなければならない。

5 理事会を招集するには、各理事に対して、会議開催の場所及び日時並びに会議に付議すべき事項を書面により通知しなければならない。

6 前項の通知は、会議の7日前までに発しなければならない。ただし、緊急を要する場合はこの限りではない。

7 理事会に議長を置き、理事長をもって充てる。

8 理事長が第4項の規定による招集をしない場合には、招集を請求した理事全員が連名で理事会を招集することができる。この場合における理事会の議長は、出席理事の互選によって定める。

9〜12 (省略) 


 以上から、理事長以外の理事でも理事会を理事が、寄附行為の定めるところにより、理事会の招集を請求できます。この場合は、理事長は、理事会を招集しなければなりません(私学法36条)。

 もし、理事長以外の理事が寄附行為に従って理事長に理事会の招集を請求しても理事長が理事会の招集をしない場合は、理事長は寄附行為違反を犯していることになります。このような場合を想定して、寄附行為作成例では「理事長が第4項の規定による招集をしない場合には、招集を請求した理事全員が連名で理事会を招集することができる。この場合における理事会の議長は、出席理事の互選によって定める。(17)」として、理事長以外の理事が理事会を招集する権限の確保ができるように便宜を考えています。


 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00│Comments(0)TrackBack(0) ◎ 法人運営 

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