【幼稚園】幼稚園のスクールバスの経費【決算】未払金は全部拾うのか??

2013年03月06日

【区分】固定資産と修繕費の区分基準

工事2こんにちは! ある県の幼稚園さんより事務局にお電話をいただきました。固定資産と修繕費(経費)の区分のご質問です。

 

 

 

 

<Q>資産と修繕費との区分の形式基準

 幼稚園で修繕工事をしました。会計士より「60万円を基準にして60万円以上の支出を資産、60万円未満の支出を経費にして下さい」と言われました。どういう事ですか?

 

<A>

 固定資産に関する支出をした場合、資産か修繕費かの判定は、実務上は難しい場面があります。そこで、税法では事務簡素化などの面から、法人税基本通達で定めている一定の形式基準によって固定資産と修繕費の区分を定めています(基通7−8−1〜6)。60万円と言うのは税法の形式基準のことだと思います。法人税法基本通達の「形式基準による修繕費の判定(7−8−4)」です。

 

 この60万円基準は、資産計上が修繕費との区分が困難な場合の金額基準です。学校会計には、資産と修繕費の区別の金額基準は特に定められていません。

 

 そこで、学校会計では固定資産と修繕費の区分を経理規程などで学校法人が定めることになります。しかしながら学校法人は幼稚園法人から大学法人まで規模が様々なので、幼稚園法人で60万円基準が必ずしも正しい金額とは決めつけられませんが、一つの目安にはなってきます。最終的には、幼稚園が自主的に金額基準を設けることになります。

 

 今日は、ここまでです。

 

 なお、学校の資産と修繕費の区分に関連しては日本会計士協会から研究報告が出ています。

研究報告第20号(固定資産に関するQ&A)

2−2 資産と経費の区分が困難な支出

Q 施設・設備関係支出と経費支出との区分が困難な場合、税法の形式的区分基準に準じて取り扱うことは認められるでしょうか。

 

施設・設備関係支出と経費支出との区分は一般に認められた会計慣行によるのであるが、その区分が特に困難な場合に限り、例えば、税法の形式的区分基準を参考にして、次のような基準を経理規程等に定めることも一つの方法であろう。

 この規程を定める場合、,60万円未満等とあるのは、各学校法人の規模等を勘案して定めるべきであり、下記の例示を、そのまま幼稚園法人等の小規模法人に画一的に利用することは避けなければならない。

 

。鰻鐡たり支出金額が60万円未満である場合、又は修理、改良等の対象とした個々の資産の前年度末の取得価額の10%相当額以下である場合は経費支出とする。ただし、明らかに施設・設備関係支出に該当するものを除く。

 

既往の実績により、おおむね3年以内の期間を周期として、ほぼ同程度支出されることが常例となっている事情がある場合は経費支出とする。

 

,乏催しない1件当たりの支出金額の全額(△療用を受けたものを除く。)について、その金額の30%相当額と、その改良等をした資産の前年度末の取得価額の10%相当額とのいずれか少ない金額を経費支出とし、残額を施設・設備関係支出として、その除却損を計上しない経理をする。



kaikei123 at 07:13│Comments(0)TrackBack(0) □□ 支出/経費 | ★ 固定資産

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