【休憩室】 福寿草。今日から1月!【基本金】消費収支内訳表の書き方

2013年01月04日

【科目】中科目の使い方

案内2こんにちは! 今日は、昨年、学校会計の研修会でいただいたご質問です。

 

<Q>中科目について

 学校会計では、大科目と小科目は聞くのですが、中科目の利用ができれば使い方を教えて下さい。

 

<A>

1.中科目

 学校法人会計基準では、資金収支計算書と(別表第1)消費収支計算書(別表第2)については、中科目を追加することができます。貸借対照表では、大科目の「固定資産」を「有形固定資産」、「その他の固定資産」の2つの中科目に分類します。

 

2.中科目の追加

 基準の別表第1と第2の注では、資金収支計算書の消費収支計計算書では「大科目と小科目の間に適当な中科目を設けることができる」としています。

 

3.中科目の例

(1)災害時の多額の損失

 中科目の利用は、あまり多く見られる例ではないと思うのですが、最近では、東日本大震災後の会計処理で中科目の言葉が見られました。

 校舎等が損壊したことにより計上することとなる資産処分差額については、……撤去及び修繕等に係る費用、……これらの被災額が相当多額になる場合には、内容を「その他財政及び経営の状況を正確に判断するために必要な事項」として注記するか、又は中科目として「震災関連資産処分差額」、「震災関連費(支出)」等を設けて表示し、形態分類による小科目を注記することも考えられる。

H23。東北地方太平洋沖地震による災害に関する学校法人監査の対応について/日本公認会計士協会)

 つまり、災害時の損失金額が大きくなる場合は、注記するか、中科目を設定して表示するのが適当であるとしています。

 

(2)多額の式典経費

 ○○周年の記念式典でかかる諸経費について、各形態別分類の小科目で処理すべきなのですが、一般に金額が僅少ではないと考えられるので、○○周年記念事業費などの中科目を設けることも認められます。この場合は、形態別分類による小科目を記載するか、注記することが必要です。

  

(3)土地信託の諸費用

 土地信託に係る諸費用については、その性質上管理経費に計上すべきであり、さらに、この諸費用は他の費用とは区分しての表示が望ましいので、例えば中科目「土地信託経費(支出)」で処理することが考えられる。

(学校法人における土地信託の会計処理について/QA11号。日本公認会計士協会)

 

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 11:40│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 計算書類 

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