【法人運営】評議員の人数の不思議?!【情報開示】決算書のコピーについて

2012年11月05日

【基本金】基本財産と基本金の違い

バランスシートこんにちは! よくある質問ですが、また尋ねられました。

 

<Q>基本財産基本金は違うのですが。

 

 

<A>残念ですが、天と地ほど違います。

 まず、「基本財産」ですが、基本財産は「当該学校法人の設置する私立学校に必要な施設及び設備又はこれらに要する資金をいう。」(私立学校法施行規則第3条ァ砲箸気譴討い泙后もともとは、学校法人における資産は,学校法人の存立の基礎をなすものであり、その経済的基礎が確実であることが要請されました(私立学校法25条の趣旨)。経理流に説明すると、こんな感じです。

    財産目録

資産額

負債額及び正味財産

基本財産

 固定資産   290

 

運用財産

 現金      10

負債額       0

正味財産    300

 

 次は、基本金です。これは純粋の経理用語で定義は、学校法人会計基準29条にあります。「学校法人が、その諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額を基本金とする。」。この定義は図解で理解します。

   貸借対照表

資産

負債・基本金・消費収支差額計

固定資産

 固定資産計  290

≒基本金対象資産

流動資産

 現金      10

負債額        0

基本金      290

 

収支差額      10

 

 学校が継続して持ち続けたい固定資産(基本金対象資産)の自己財源の金額を基本金と言います。現行基準を作られた方の解説書を見ると、会計的に言うと「元入高」に近い概念と説明があります。基本金は、学校が永続的な続くよう基本金対象資産を財源面から支えてきた画期的な会計技法です。

 

 会計用語の「基本金対象資産」は私立学校法の「基本財産」に近い概念です。両者は大要において両者は一致しているのですが、決して、両者は同一概念ではありません。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:28│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 基本金 

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