2012年02月20日

【有価証券】仕組債の評価

有価証券こんにちは! 今日は、ある会合で同席した学校法人の財務担当理事さんからのご質問です。

 

<Q>仕組債の時価が取得原価に対して50%以下に下落してします。この場合、評価換えしなくてはならないのでしょうか? 

 

<A>

1.有価証券の評価

仕組債を含めた有価証券の評価については、まず学校法人会計基準の第27条に定めがあります。有価証券評価のスタートはここです。

※基準第27

有価証券については、第25条の規定により評価した価額と比較してその時価が著しく低くなった場合には、その回復が可能と認められるときを除き、時価によって評価するものとする。

この基準の趣旨は、学校法人の決算では、有価証券の確実な残高を貸借対照表に表示することにあります。ここで、有価証券の評価減しなければならない条件は、「〇価が著しく低くなった+∋価の回復が可能を認められない場合」です。

 

2.時価が著しく低くなった場合

さて、学校法人会計問答集(Q&A)13 号「有価証券の評価等について」Q7では、時価が取得原価に対し50%以上下落した場合は学校法人会計基準第27 条でいう「時価が著しく下落した場合」に該当すると示されています。

時価の下落率

「著しく低くなった場合」かどうかの判定

50%以上

「著しく低くなった場合」に該当する

30%以上50%未満

著しく低くなったと判断するための合理的な基準を設けて判断する。

 

ですから、仕組債の時価の回復が可能と認められる場合を除き評価換えをすることになります。

 



kaikei123 at 07:28│Comments(0)TrackBack(0)★ 有価証券 

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