【私学法17条】審議会の運営の細目【私学法第26条】収益事業

2011年08月12日

【私学法25条】(資産)

資産こんにちは! 夏休みに私立学校法を以上ずつ読み込んでいます。第18条から24条は削除されているので、今日から私立学校法の第3章学校法人に入ります。第3章が私立学校法の中心です。

 

 

3章学校法人は、

第1節で「通則」(第2529条)、

2節で法人の設立(第3034条)、

3節で設立後の管理(第3549条)、

4節で解散(第5058条)、

5節で助成と監督(第5963条)を定めています。

 

 さて、今日から始まる第1節「通則」では資産,収益事業,住所,登記などの規定を(第25条〜第29)定めています。今日は25条(資産)です。

 

【私立学校法第25条】(資産)

25条 学校法人は、その設置する私立学校に必要な施設及び設備又はこれらに要する資金並びにその設置する私立学校の経営に必要な財産を有しなければならない。

2 前項に規定する私立学校に必要な施設及び設備についての基準は、別に法律で定めるところによる。

 

【説明】

1.本条の趣旨

本条は、学校法人における資産は,学校法人の存立の基礎をなすものであることを規定しています。

 

すなわち、学校法人が私立学校を設置するためには、教育研究を行うために必要な財産を有していなければならないこと、及び必要な施設・設備の基準は、別に法律で定めるとしています。

 

2.必要な資産とは

 学校法人が有すべき必要な資産とは、大きく2つあります。基本財産と運用財産です。

(1) 基本財産

基本財産は、「その設置する私立学校に必要な施設及び設備又はこれらに要する資金」を言います。

 〇楡

施設は、校地(土地)と校舎(建物)を言います。

  校地は日常会話では土地となりますが、学校法人で言う校地は、

  設置基準等に照らして校地として算入できるものに限られます。

  ・校地…建物敷地、運動場など

  ・校舎…教室、図書館、実験室など

 

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  設備は、教具と校具を言います。

  ・教具…教育上必要な機械,器具,図書,標本,模型等

  ・校具…机、イスなど

 

 これらに要する資金

  施設( 法∪瀏(◆砲鮃愼するための資金を言います。

 

(2) 運用財産

 「その設置する私立学校の経営に必要な財産」を運用財産と言います。

具体的には、現金,預貯金,有価証券,貯蔵品,未収金,前払金等として保有されます。

 

25条資産 

 

4.学校の施設・設備についての基準

本条の第2項では「基準は,別に法律で定めるところによる」と規定されています。しかしながら、実際現在のところそんな法律はありません。

そこで、この基準法が制定されるまでの経過措置として,同法附則第11項で,「法律が制定施行されるまでは,なお従前の例による。」とされています。

そこで「従前の例」は何かと探すと,学校教育法施行規則中に定められている設備等に関する基準,大学設置基準,短期大学設置基準等の法令及び学校法人の寄附行為及び寄附行為変更の認可に関する審査基準(平成19年文部科学省告示第41号)等に定める基準にたどり着きます。

 

5.基本金組入の根拠

 学校法人が基本財産を保有すべきとされているが基本金組入の根拠となってきます。



kaikei123 at 07:37│Comments(0)TrackBack(0) 【法】 私立学校法・ミニ逐条解説 

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