2007年12月10日
【図書】図書の会計処理の基本形
こんにちは! 学校法人会計基準の読破が終わりましたので、今週から学校法人の皆様からのご質問を連載して参ります。今日は、図書の話です。
<Q>本や雑誌の会計処理は学校会計特有と聞きましたが、どうなっているのですか?
<A>
長期間にわたって保存、使用することが予定される図書は、購入金額の大小にかかわらず固定資産で処理します。
ですから、逆に、購入して短期間で廃棄する雑誌は経費処理になります。雑誌ですね。学習参考書も例としてあげられますが、私は微妙は感じがします。
学校会計の超基本のところですね。
サブノート的に言うと
◆長期にわたり保存・使用する図書→固定資産
◆短期で廃棄する図書→経費 ですね。
会計的に考えても、企業会計の方も理解できるところではないでしょうか。
なお、図書の会計処理については、ちょっと古い通知ですが、昭和47年に文部省より出された「図書の会計処理について」が会計処理の指針になっています。