2007年10月01日

【29条】基本金って何だろう?

案内

 こんにちは! 今日から、学校会計最大の特徴です「基本金」に入ります。基本金は、会社で言う資本金は似ていますが、全く別のモノです。比べない方が理解が早くなります。

 

 基準では基本金は、基準では29条から31条の3条しかありません。

 

第2節 基本金

第29条 基本金

第30条 基本金への繰入れ

 第31条 基本金の取崩し

 

今日は、基準29条(基本金)です。

 

29条(基本金)

 学校法人が、その諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持 すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額を基本金とする。

 

【解説】

1.本条の意義 

本条は、基本金の概念を定めたものです。

 

2.基本金とは

基本金とは、学校法人がその基本的な資産を継続的に保持していくために必要な金額を、学校法人において維持すべき金額としてとらえ、これを、負債とならない収入です帰属収入のうちから、消費に当てることのできる収入(消費収入)と区別して、基本金組入れの理事会などの決定手続きを経て組み入れた金額をいいます。

 

3.基本金の金額

 学校法人は、学校を設置することを目的として設立される法人ですから、その設置する学校の教育研究のために必要な基本的な資産は、学校法人にとって継続的に保持すべき必要な資産であり、これらの資産の価額に相当する金額が維持すべき金額です。

 

4.基本金の考え方

 基本金は、学校の教育活動に必須の基本金対象資産(土地・建物から運転資金まで)の金額を財務面から陰のように支える貸方勘定です。

 学校が永続的な教育研究活動を実現できるように、校地・校舎などの固定資産を自己財源で確保して(ハード面)、教育研究活動(ソフト面)の運営も自己財源で確保できるように、学校会計では、基本金概念が生まれました。

             貸借対照表

固定資産

 多くは基本金対象資産

 

基本金

 基本金対象資産の財源

(左の金額の自己財源で確保)



kaikei123 at 07:26│Comments(0)TrackBack(0)【学校法人会計基準・逐条解説】 

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