2006年10月09日

【学校特有23】有価証券の取扱い

その他の固定資産(国債) こんにちは! 月曜日は、「学校会計の特有の会計処理」をピックアップして連載しています。今日は、「その他の固定資産」の「有価証券」の話です。

 

1.有価証券の範囲

 有価証券は「その他の固定資産」に表示されます。

 有価証券の範囲については、特に学校法人会計基準には明記されておりませんので通常の企業会計を同じに考えます。

(学校法人会計実務問答集Q&A第13号)

 

国債2

 従って、有価証券には、国債証券、地方債証券、社債券、株券、金融債券、証券投資信託、貸付信託の受益証券等が含まれます。

 

 流動資産、固定資産の表示ですが、貸借対照表日後1年を超えて所有する目的の有価証券がその他の固定資産とされ、一時的に保有するものが流動資産となります。流動資産の部の「有価証券」と固定資産の部の「有価証券」の名称が同じなので注意です。企業会計のように、固定資産の部の有価証券でも学校法人では投資目的の活動はしないので投資有価証券とは言いません。

 

 また、学校法人会計で特有の所有形態として、「○○引当特定預金(資産)」とされるものについては、独立表示となります。

 

なお、有限会社や組合等に対する出資金は、有価証券ではなく「出資金」という小科目で表示します。

 評価(時価)

2.有価証券の評価

 有価証券の評価は取得原価主義です。

期末の時価が著しく低くなった場合には、その回復が可能と認められるときを除き、時価まで評価を切り下げなければなりません(基準第27条)。ただ、企業会計のように減損会計は適用しません。



kaikei123 at 07:26│Comments(0)TrackBack(0)《特集》 学校会計特有の処理 

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