【基本金】学生寮廃止と基本金【基本金】不要となった消費支出準備金の処理

2005年09月20日

【基本金】消費支出準備金の制度の趣旨と設定方法

消費支出準備金こんにちは。今日は、「消費支出準備金」の話をします。

 

<Q>消費支出準備金の制度の趣旨、設定方法その他留意事項について教えてください。

 

 

<A>

消費支出準備金は、将来の特定の会計年度の消費支出に充当する目的をもって留保する準備金であり、将来における消費収支の均衡を図るために設定されるものです。

 

例えば、創立100周年記念式典のような計画が特定年度にあり、当該年度の消費支出が消費収入に比べて極端に多額になり均衡を失することが予想されるような場合、この準備金を設定して、消費収支の均衡を図ることが安定的な財政道営には必要です。それ故、消費支出とならない将来の校舎建設など固定資産取得のために現金預金を留保することとは、意味が異なります。

 

また、消費支出準備金が特定年度を冠することから、計画行事等の会計年度が特定できない場合は、設定要件に該当しません。

 

つぎに、設定方法であるが、計画により消費支出に充当すべき会計年度が定まったら、その年度を冠して「平成20年度消費支出準備金繰入額」として消費収支計算書に表示して当該金額を減額します。同時に、貸借対照表の消費収支差額の部に「平成20年度消費支出準備金」と表示して留保します。

 

なお、消費支出準備金の留保は翌年度繰越消費支出超過額が生じない範囲内でのみ可能であることに注意です(学校法人会計基準第21条第2項参照)。

 

また、この準備金の取崩しは消費支出に充当すべき年度としてあらかじめ特定した会計年度において行うこととなります。

 

(出典:「学校法人の経営に関する実務問答集」Q253・私学インフォメーション2003)

 

 

 



kaikei123 at 02:00│Comments(0)TrackBack(0) ☆ 基本金 

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