2014年08月

2014年08月29日

【法律】「通達」vs「通知」

質問こんにちは!銀行出身の大学の事務長さんからのご質問です。


<Q>「通達」vs「通知」

 前職では、よく「通達」と言ったものですが、学校会計では「通知」と言っています。何か違うのですが。


<A>

 他校より以前も同じようにご質問をいただきました。

 実務では、「通達」=「通知」で問題ないかと思います。

 そうは言っても法的な解説も少ししておきます。会計法規集では対応できないので、研修会資料を引用させていただきます。この研修会資料は上手なまとめかたです。


●法令では無いが法令解釈の参考にされるもの…(強い拘束力がある)

告示

行政機関が決定した事項を一般に公式に知らせる行為、官報に掲載

通達

行政機関内部の文書で、上級機関が下級機関に対し法令の解釈等を示す公文書

要綱

行政の執行の指針を定めた内部規程

通知

法律、省令を受けて局長として指導する指示文書

行政実例

法令の適用にあたりその法令を所管する機関が示す解釈

出典:平成25年度大学経理部課長相当者研修会 基本研修資料

   「学校法人・関係法令等に関する解説」平成251023

   主催:私学研修福祉会、協力:日本私立大学協会


 なお、現在、文科省さんからの発出物は「通知」で「通達」はないとのことです。

 今日は、ここまでです。

 

 

 

 



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)◎ 法人運営 

2014年08月21日

【部門】英語の非常勤講師の人件費の計上部門

非常勤講師こんにちは! 高校学校法人でのご質問です。


<Q>英語の非常勤講師の人件費の計上部門

 当法人の場合、英語について非常勤の外国人講師が高校と中学の英語の授業を持っています。この場合、外国人講師の人件費は高校、中学のどちらにいれたらよいのですか?


<A>

 非常勤講師は、通常それぞれの部門との契約に基づいて、授業時間、給与等の勤務内容が定められるので、当該契約の内容に応じて部門ごとに人件費を負担すべきものです。

 したがって、高校・中学の各部門ごとに支給していれば、各支給額が当該部門に計上されることになります。

 もし、本部事務局等で一括支給している場合には、高校・中学の各部門ごとの当該講師の授業時間数などにより負担すべき額を高校・中学の各部門に計上することになります。


 今日は、ここまでです。

 

 

 



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)□□ 支出/人件費 | ☆ 内訳表・明細表

2014年08月20日

【改正基準】活動区分資金収支計算書と経過勘定

システム開発2こんにちは! 今日は、ある法人のシステム室の方からのご質問です。


<Q>活動区分資金収支計算書と経過勘定

 資金収支計算書上で純額表示をした場合、活動区分資金収支計算書の表示についても純額で表示するものなのでしょうか。総額表示に変えてもよいのでしょうか?


<A>

 預り金や立替金などの経過勘定は、資金収支計算書では総額表示を原則としながらも、純額表示も認められています(基準5条)。


 さて、ご質問の件ですが、文科省や会計士協会からの発出物で同じ設問はないので、一般的な原則に戻って考えます。

 そうすると、活動区分資金収支計算書は資金収支計算書の附属表なので(基準4条)、資金収支計算書での純額表示・総額表示を踏襲して作成することになるでしょう。

  逆に言うと、例えば、資金収支計算書では純額表示で活動区分資金収支計算書を総額表示に変える根拠がみあたりません。


 今日は、ここまでです。

 

 

 

 



kaikei123 at 16:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)【★H27年 学校法人会計基準改正】 

【理由?】授業等の減免の会計処理

質問こんにちは! 高校でのご質問です。

 

<Q>授業料等の減免の会計処理

 授業料の減免の会計処理ですが、県から授業料軽減助成金をもらう場合は純額法、学校独自の特待生制度は総額処理する理由がわかりません。


県とのタイアップ型の減免
(純額法)実際の入金100

学校独自の減免制度

(総額法)実際の入金70

授業料収入  70

補助金収入  30

授業料収入 100

奨学費支出  30

 

<A>

 本問については、会計士協会のQ&Aで理由の説明があります。

(委員会報告第16号は)地方公共団体の実施している学費負担軽減補助金に関連する取扱いであり、当該補助金は私学助成の重要な目的の一つである。父兄の教育費負担を軽減せしめるための行政措置に基づいて行う減免とは性格を異にするとともに、本来、地方公共団体が父兄に直接助成するものを制度的及び事務的に実施が困難であるため学校法人を通じて処理しているのであって、学費負担軽減額だけ授業料収入が補助金収入に振り換えられたに過ぎず、学校法人の教育活動に対応する収入は漏れなく表示されていることになる。したがって、委員会報告第30号と同第16号とは矛盾するものではない。

出典:「授業料等の減免に関する会計処理及び監査上の取扱いについて」(学校法人会計問答集(Q&A)第1号)のQ2

 

 補足すると、学校独自の授業料等の減免制度で総額表示する理由は、資金収支計算書は「諸活動に対応するすべての収入及び支出の内容…を明らかにする」(基準6)ためでした。

 

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■■ 収入/学納金収入 | ■■ 収入/補助金収入

2014年08月19日

【改正】改正・学校法人会計基準の予算書

案内3こんにちは! 大学法人の本部の方からのご質問です。

 

<Q>改正学校法人会計基準の予算書

 平成27年度の予算書の作成を始めるのですが、改正・新学校法人会計基準では、予算書の取扱いについて何か公的な発出物があれば教えて下さい。

 

<A>

 改正学校法人会計基準は大学法人では、平成2741日から施行となり、平成27年度の計算書類等から適用されます。そして、計算書類は予算と決算を対比する様式で作成するため、平成27年度の予算段階から新基準への切替えが必要となっています。

 

 さて、予算書についての公的な発出物ですが、予算書については、文科省から平成26 年2月に『「学校法人会計基準の改正に関する説明会」への質問回答集』に一部記載があります。

 この質問回答集は、平成25 12 13 日から平成25 12 25 日までの間、全国6会場で開催された「学校法人会計基準の改正に関する説明会」に際して、事前又は事後に寄せられた質問への回答を整理したものです。

【本件担当連絡先】

私学部参事官私学経営支援企画室財務調査係

TEL 0352534111(内線2539

FAX 0367343395

E-mail sigsanji@mext.go.jp

11.予算書を2年の比較型で作成していますが、平成27 年度の予算書においては、平成26 年度予算を新基準で読み替えて表示しなければならないのでしょうか。

 

11.平成26 年度予算は、旧基準の様式で確定しているので、あえて読み替えず、平成27年度予算は単年度だけの予算としてもよいですし、平成26 年度を組み替えた旨を注記して対比型でもよいと考えます。なお、収支予算書の様式を前年度対比とするかについては、省令などで定めがないため、別途、所轄庁から様式について指定がないかぎり、前年度対比である必要はありません。

 

12.新基準に定める収支計算書は、「資金収支計算書」、「資金収支内訳表」、「人件費支出内訳表」、「活動区分資金収支計算書」、「事業活動収支計算書」、「事業活動収支内訳書」ですが、平成27 年度から収支予算書はどれを作成届出するのでしょうか。

 

12.新基準において、「資金収支計算書」及び「事業活動収支計算書」は、予算と決算を対比する様式を採っているため、収支予算を作成するに際しては、それを前提として対比可能なように作成する必要があります。

 しかし、「資金収支内訳表」、「人件費支出内訳表」、「活動区分資金収支計算書」及び「事業活動収支内訳表」については、予算と決算を対比する様式を採っていないため、対応する収支予算の作成を必ずしも予定しているものではありません。

 したがって、所轄庁には、別途通知等で求めがないかぎり、「資金収支計算書」及び「事業活動収支計算書」に対応する、予算書を提出すれば足り、「資金収支内訳表」、「人件費支出内訳表」、「活動区分資金収支計算書」及び「事業活動収支内訳表」に対応する予算書を提出する必要はありません。

出典:学校法人会計基準の改正に関する説明会」への質問回答集 - 文部科学省

 

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)【★H27年 学校法人会計基準改正】 

2014年08月18日

【子ども】待機児童数の現状

待機児童3こんにちは! 幼稚園の方からのご質問です。


<Q>待機児童数の現状

 待機児童数の現状を教えて下さい。


<A>

 学校会計の法規集で対応できないので、「平成25年度 子ども若者白書」p13から引用します。


「満歳から就学前の子どもを対象とする幼稚園の在園者は、長期的な減少傾向にあり、平成252013)年には158万人となっている。0歳から就学前の子どもを対象とする保育所の利用者数は増加しており、平成25年には222万人となっている。

12歳児の3割前後は保育所に、3歳以上児の大半が幼稚園か保育所に、それぞれ通っている。
 保育所待機児童数は、3年連続で減少したものの依然として高い水準にあり、平成25年は22,741人となっている。低年齢児(02歳)が多く、特に12歳児が多い(図1-3-3。」

待機児童400












待機児童2










【事務局コメント】

 実際は、待機児童と言うよりも「待機低年齢児(02歳)」ですね。

 ここが今回の制度改革の焦点になっています。


 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)《特集》子ども・子育て 

2014年08月12日

【高校】就学支援金って何だ??

高校の入学式こんにちは! 大学法人の外部理事の方からご質問です。


<Q>就学支援金制度って何?

 高校の就学支援金について教えて下さい。


<A>

 高校では当たり前のことなのですが、別の学校種の方だと就学支援金に親しみがありません。

 ただ、学校会計の法規集には、就学支援金は、まだ出てこないので他の専門書の助けを借りてのご回答です。

 今日は、「平成25年度こども・若者白書」p112の引用です。


「 ⑵ 公立高校授業料無償制・高等学校等就学支援金制度(文部科学省)

 高校進学率が約98%に達するなど、高校は国民的な教育機関となっており、その費用を社会全体で負担していくことが要請されている。

 文部科学省は、家庭の経済的負担の軽減を図るため、「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」(平2218)に基づき、公立高校の授業料を無償とし、私立高校などの生徒に対しては高等学校等就学支援金(年額118800円。低所得世帯の生徒に対してはこの1.52倍の額)を支給している。平成2511月に、低所得者支援の充実と公私間格差の是正を図るために所得制限を設ける法改正が行われ、平成2641日に施行された。所得制限により捻出された財源で、低所得世帯の私立高校生などへの就学支援金の加算拡充や、「高校生等奨学給付金制度」の創設などを行う。」


もっと詳しく知りたい方は、文科省のホームページをご覧下さい。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm


【事務局コメント】

 めちゃくちゃ簡単に言うと、就学支援金は、高校生の授業料のうち月額9900円を国が生徒に給付するものです。就学支援金、高校生の経済的負担を軽減する国の教育支援策です。

 就学支援金は、いったん学校に入ってから生徒に支給されます。

今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)◎ 法人運営 

2014年08月11日

【私学経営】奨学費の実務!

校長こんにちは! 理事会で外部理事のからご質問です。

 

<Q>奨学費の実務

 私学では、奨学費をどういう場合に使っているのですか?

 

<A>

 奨学費については、ある大学法人の元理事長のから教えていただいたことがあり、これがとても上手に奨学費をまとめているので借用させていただきます。

 なお、元理事長先生からは、その時に「使っても宜しいですよ」とご了解をいただいております。

(1)奨学費って何

 にんじん−褒賞。成績優秀その他褒める。ご褒美。はげまし。競争心。

 −助ける、支える。社会保障。弱者救済。機会均等。

 おやつ−景品。販売促進。人集め。

(2)奨学金の財源は?

 〕志の寄付一目的は?

 公的資金一どんな金?

  大学資金一学納金から?

 ……………

 ・危険な兆候「おまけ的奨学金」の多発

【事務局コメント】

 もともと「奨学」というのは、学問を奨励することでした。ですから奨学生と言うと、教育のために学生生徒に優秀な生徒に報償を与えたり(にんじん型)、経済的な苦学生の学費を援助したりしました(おコメ型)。

 ところが、昨今、学生生徒募集のために実質に値引きに相当する「おやつ型」の奨学費が増えてきました。そして奨学費の財源を考えることがなくなってきました。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)◎ 法人運営 

2014年08月08日

【授業料】支払わない「奨学費支出」の不思議?

質問こんにちは! 学校経営での会合でのご質問です。


<Q>支払わない「奨学費支出」の不思議?

 最近は、学生や生徒募集のための学費支出が増えてきました。しかし、学校では奨学費支出と言う支払は実際ありません。どうして決算書の載せるのですか?


<A>

 学校会計的にはスバリ、学校法人会計基準第6条の「当該会計年度の諸活動に対応するすべての収入及び支出の内容……を明らかにする」ために資金収支計算書の目的の重要性にかんがみて、総額法を採用しました。

 資金収支計算書は、いわば半発生主義の決算書で、疑似資金繰り表なのです。


<もっと詳しく説明>

 授業料等の減免が行われた場合の会計処理には純額法と総額法の二通りの方法が考えられるのですが、いずれの方法も一長一短があります。

 例えば授業料等を一旦全額収納した上で奨学費として支出する方法を採用している場合と、減免後の額で収納している場合の会計処理を考えてみます。

純額法

総額法

 純額法は、資金収支計算書の実際の収支に基づいて作成されるべきものだとの考え方によるものです。

 純額法によれば、例えば授業料等を一旦全額収納した上で奨学費として支出する方法を採用している場合と、減免後の額で収納している場合とでは減免の実態が同じなのですが、手続の相違で計算書類の内容が異なる結果が生じます。

総額法を採用すれば、資金の収支を伴わない数字が資金収支計算書に計上されることになる。



 

        ↓ 

 支払資金との直接の関連性を有する点からは純額法が、また学校法人の諸活動に対応する収支を表わすという点からは総額法が適していると考えられます。いずれの方法も根拠があり、一方のみを非とすることはできないのですが、計算書類を利用する場合の実務上の有用性を重視し、その上で統一的な会計処理によっていることが便宜であることなどを考慮して、学校法人においては総額法を原則的な方法として採用しました。

参考:

・「授業料等の減免に関する会計処理及び監査上の取扱いについて」昭和58年。学校法人委員会報告第30号。

・「授業料等の減免に関する会計処理及び監査上の取扱いについて」昭和59年、平成9年改定。学校法人会計問答集(Q&A)第1号


 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■■ 収入/学納金収入 | □□ 支出/経費

2014年08月07日

【医大】治験収入の会計処理

治験」こんにちは! ある医大の方からのご質問です。



<Q>治験収入の会計処理

 治験の実施しておりますが収入が入ってまいりますが、会計処理はどうなるのでしょうか?理由も併せて教えて下さい。



<A>

 治験は、厚生省の「医薬品の臨床試験の実施に関する基準」に基づいて行われるが、治験にもフェイズ1からフェイズ4に至る様々なレベルがあって、データ提供のほか、医療行為が含まれる場合があることから医療法上の医業に当たるとの解釈もあり、医療収入として取り扱えるとする考えもあります。   

 しかし、治験が医薬品会社等からの委託によって行われ、臨床データも委託者に提供され、治験の報酬はすべて医薬品会社等から学校法人に支払われ、患者本人には一切請求しないのが通常であることから、受託事業収入として会計処理することが適当であろうということになっています。そもそも、医療収入は、医療行為の対価として受け取る収入なのですが、治験は医療行為とは違うので医療収入にはなりません。

参考:「受託事業等の会計処理について」学校法人委員会研究報告第5号



 また、文科省の通知(※「私立大学における受託研究について(通知)」平14.4.414文科高第26号)で次のような解説があります。

 ………

(注)各学校法人においては、通知にある留意点を踏まえた上で、この「受託研究契約書(例)」を参考にして当該学校法人の実情に応じた受託研究契約書等を作成されたい。人文社会科学系の受託研究や治験においても、通知にある留意点を踏まえた上で、適切な受託研究契約書等を締結することが必要である。



 今日は、ここまでです



kaikei123 at 08:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)■■ 収入/付随事業収入(前:事業収入) 

2014年08月06日

【減価償却】翌会計年度からの減価償却の不思議??

机こんにちは!ある学校の法人事務局からのご質問です。



<Q>翌会計年度からの減価償却の不思議??

 当法人では、椅子・机などの資産についてはグループ償却を実施しています。

 しかしながら、翌会計年度から償却を開始するという理由がよくわかりません。



<A>

 減価償却を翌会計年度から償却する根拠は、おそらく学校法人委員会報告の第28号「学校法人の減価償却に関する監査上の取扱い」のこの部分です。

3)会計年度の中途で取得した固定資産に係る減価償却額の計算は、当該資産について計算される年間減価償却額を月数按分したものによるほか、次の簡便法を採用している場合も、重要性のない場合には、妥当な会計処理として取り扱うことができる。

イ.取得時の会計年度は、償却額年額の2分の1の額により行う。

ロ.取得時の会計年度は、償却を行わず、翌会計年度から行う。

ハ.取得時の会計年度から償却額年額により行う。

 これらの簡便法は、あくまで便宜的に減価償却の開始時期の特例を認めるものなので、その採用に当たっては、計算書類に与える影響が少ない場合(金額的に重要性が乏しい場合)にのみ認められるものです。



 ですから通常実務では会計年度の途中で取得した固定資産の減価償却については、学校の経理規程で定めを置、金額的に重要性があると考えられる「建物・構築物など」は、あくまでも原則どおりに月割り計算で減価償却額を計算します。他方、金額的な重要性が乏しいと考えられる一定金額以下の「機器備品」についてのみ、減価償却の開始時点について簡便的な償却計算を認めていることがあります。

 特に机、椅子などのグループ償却資産は、機器備品の中でも簡便処理の代表選手です。ですから年度途中取得資産についても簡便的な減価償却計算を認めているものと考えられます。
 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)□□ 支出/経費 | ★ 固定資産

2014年08月05日

【明細表】附属明細表か?付属明細表か?

利益相反こんにちは!専修学校さんでのご質問です。

 

<Q>附属明細表か? 付属明細表か?

 今、経理規程の見直しをしています。固定資産明細表、借入金明細表、基本金明細表は貸借対照表の附属明細表ですか?それとも付属明細表ですか?

 

<A>

 学校会計では、附属明細表になります。

 根拠は学校法人会計基準の36条です。

属明細書の記載方法等)

36条 固定資産明細表、借入金明細表及び基本金明細表には、当該会計年度における固定資産、借入金及び基本金の増減の状況、事由等をそれぞれ第7号様式、第8号様式及び第9号様式に従って記載するものとする。

 もともとは、基準の4条に

「三 貸借対照表及びこれに属する次に掲げる明細表

   イ 固定資産明細表

   ロ 借入金明細表

   ハ 基本金明細表   」とあります。

 

 ちなみに、企業会計の財務諸表等規則も「附則明細表」です。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)☆ 内訳表・明細表 

2014年08月04日

【運営】入学辞退の手続きは一方通行でよいのか?

一方通行こんにちは! 専修学校の理事の方からのご質問です。

 



<Q>入学辞退の手続は一方通行でよいのか?

  (入学辞退の手続き本人からの通知だけできるのか?)

 今年度は、入学金を支払った後に入学辞退者が1名いたのですが、入学辞退は入学予定者から学校に通知がきただけで成立するのですか?それとも学校が了解しなければ成立しないのですか?

 

<A>

 今回のご質問は、会計法規集で対応できないので、専門書の力を借りてのご回答です。

 

(1)入学辞退は、入学予定者による在学契約の解除と解されます。

(2)入学許可(合格通知の発送)があり、入学金支払等の所定の手続が終わった時点で、入試合格者と学校法人の間に、在学契約が成立します。

 入学辞退は、いったん成立した在学契約の効力を将来に向かって失わせる法律行為なので、入学予定者による在学契約の解除といえます。自主退学と同様、在学契約の解除ですので、入学予定者は、学校法人の承諾の有無にかかわらず、任意に入学辞退をすることができます。

(出典「私学経営の法律相談■僉A学生・生徒管理」p42。H25法友社。著者:小国隆輔)

 

 つまり、入学辞退の手続には本人からの通知があれば、学校の承諾は不要なので、入学辞退の手続は本人からの一方通行の通知で成立します。

 

 今日は、ここまでです。



kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)◎ 法人運営 

2014年08月01日

【季節】ひまわり。今日から8月。

こんにちは! 今日から8月です、8月の花は、「ひまわり」を選んでみました。

H2608ひまわり

続きを読む

kaikei123 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)【季節の休憩室】