2006年08月

2006年08月28日

【学校特有院枉額重要資産の会計処理

机と椅子

 こんにちは! 月曜日は、「学校会計の特有の会計処理」をピックアップして連載しています。今日は、「少額重要資産の会計処理」の話です。

 

 

 

1.少額重要資産の定義

少額重要資産とは、学校法人の性質上基本的に重要なもので、その目的遂行上常時相当多額に保有していることが必要とされる資産をいいます。

 たとえば、机、椅子、書架、ロッカー等の機器備品がこれに当たります。これらの少額重要資産は、固定資産として管理し、かつ、基本金の設定対象としなければなりません(文管振第62号)。したがって、個々の金額が僅少であっても、これら少額重要資産は、すべて固定資産として計上しなければなりません。

 

2.少額重要資産の判断

 少額であっても固定資産に計上しなければならない少額重要資産について、重要資産であるか否かの判断は次の基準で行うこととされています

ヽ惺史/佑寮質上基本的に重要な資産(学生生徒等の机、椅子、ロッカー又は図書館等における書架等、教育研究上基本的に重要な資産)であるかどうか。

⊂鏤相当多額(多量)に保有することが目的遂行上必要とされる資産であるかどうか。

 

 なお、少額重要資産については、経理規程等に具体的な内容を明記することが望ましいとされています。

 

(出典:学校法人会計の実務ガイド・あずさ監査法人)



kaikei123 at 07:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)《特集》 学校会計特有の処理 

2006年08月21日

【学校特有亜杰渊颪硫餬彌萢

図書 こんにちは梶間です。月曜日は、「学校会計の特有の会計処理」をピックアップして連載しています。今日は、「図書の会計処理」の話です。

 

 図書については資産計上の規定が異なっています。図書は金額の多寡とは関係なく、長期的に使用するものは資産計上しなければなりません。したがって、学校会計では単に金額が低いというだけで経費とすることは適当ではありません。

 

図書(「経費処理) 

 しかし、学習用図書、事務用図書などのように、通常その使用期間が短期間であることが予想される図書は、取得した年度の経費支出(資金収支の「出版物費支出」または「消耗品費支出」)として取り扱うことができます。

 

 

図書(雑誌の合冊) 

 また、これにより経費として処理された雉誌等を合冊製本して長期間にわたって保存、使用する図書とする場合は、その合冊製本に要した費用をもって取得価額とすることができるとされています(「図書の会計処理について(報告)」について(通知)雑管第115号)。

 

 

(出典:学校法人会計の実務ガイド・あずさ監査法人)



kaikei123 at 07:22|PermalinkComments(5)TrackBack(0)《特集》 学校会計特有の処理 | ★ 固定資産/図書

2006年08月14日

【学校特有】資本的支出と修繕費の実務

修繕費

 こんにちは! 月曜日は、「学校会計の特有の会計処理」をピックアップして連載しています。今日は、「資本的支出と修繕費の実務」の話しです。

 

資本的支出と経費支出の一般的な区分は「知事所轄学校法人会計QA(日本公認会計士協会東京会学校法人特別委員会、平成10113日)」の答23にありました。

しかし、実務上これらの判断は困難な場合があります。その場合には法人税法の形式的区分基準を参考にするなど、一定の基準を経理規程等に定め、これを毎期継続的に適用することが考えられます。これについては固定資産問答集2−2で次のように示されています。

 


固定資産問答集2−2

1件当り支出金額が○○万円未満である場合、または修理、改良等の対象とした個々の資産の前年度末の取得価額の10%相当額以下である場合は経費支出とする。ただし、明らかに施設・設備関係支出に該当するものを除く。

 

既往の実績により、おおむね3年以内の期間を周期として、ほぼ同程度支出されることが常例となっている事情がある場合は経費支出とする。

,乏催しない1件当りの支出金額の全額(△療用を受けたものを除く)について、その金額の30%相当額と、その改良等をした資産の前年度末の取得価額の10%相当額とのいずれか少ない金額を経費支出とし、残額を施設・設備関係支出として、その除却を計上しない経理をする。


  なお,上に示した○○万円という金額は,同問答集では例示として30万円とされているものです。これは同問答集の作成時の法人税法が,資本的支出の判断基準を30万円としていたためと思われますが,その後の法人税法の改正により変更されています。

 したがって,実際には各学校法人の規模等を勘案して独自に決定すべきものであると考えられます。

 

たとえば東京都では、教育研究用機器備品およびその他の機器備品の計上基準について、幼稚園のみを設置する法人にあっては3000円から30000円まで、それ以外の法人にあっては5000円から50000円までの一定金額とし、この一定金額以上のものについて資産計上するものと定めています(東京都通知58総学二398号、昭和58111日)。

ただし、少額重要資産については、すべて計上しなければなりません。

 

(出典:学校法人会計の実務ガイド・あずさ監査法人)



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2006年08月07日

【学校特有】資本的支出と修繕費の例示

決定 こんにちは! 月曜日は、「学校会計の特有の会計処理」をピックアップして連載しています。今日は、「資本的支出と修繕費」です。

 

 一般の企業会計での資本的支出と修繕費の区別には迷うことがあります。学校会計では、この区分について例示があるので一度、みると学校会計の修繕費のイメージが分かります。

 

 資本的支出と修繕費については、「知事所轄学校法人会計QA(日本公認会計士協会東京会学校法人特別委員会、平成10113日)」の答23に説明があります。


知事所轄学校法人会計Q&A−答23

 経費処理するか固定資産処理するかは、消費収支計算に大きな影響を与えるほか、経常費補助金の計算にも影響を及ぼすので慎重に判断しなければならない。

 修繕費とは、破損又は故障箇所をなおしたり、現状を維持するための通常の修復のための支出である。

 また、固定資産とすべき支出は、固定資産の改良等を行うことにより、その固定資産の経済的価値を高め、又は、耐用年数を延長させる支出であるとされており、両者の違いの具体例は次の通りである。

 

1)消費支出とすべき支出

〃物の移曳又は機器備品の移設に要する費用

建物の屋根、床、畳、塗装等の葺替等を従来とほぼ同じ材質、価格等で行った場合の支出

7物、構築物、機器備品等の撤去に要した費用

そ祥茲ら使用している土地の整備等、又は、水はけをよくするために行う砂利、砕石等の敷設に要した費用

 

2)固定資産支出とすべき支出

〃物の増築、構築物の拡張、延長のための支出

建物の避難階段、渡り廊下等物理的に付加した部分に係る支出

2虻の葦替え、床の張替え、機器備品の取替等に際し、従来より高品質は性能の高いものに取替えるための支出

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kaikei123 at 07:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)《特集》 学校会計特有の処理