2005年08月09日

【基本金】まだ分からない基本金?

新会計基準

今日は、またまた「基本金」の話です。

 

<Q>まだ、「基本金」がぴんと来ません? 基本金って何ですか?

 

<A>

 学校法人会計基準の第28条では、「学校法人が、その諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に保持するために維持すべきものとして、その帰属収入のうちから組み入れた金額を基本金とする。」とあります。

 

 でも、この表現はちょっと難しいです。

基準の趣旨は、学校法人の基本金と言うのは、「学校の設置基準で決められている資産を自己資金で持たなければなりません。この設置基準より資産を低下した状態にはしないで下さい。」と言うような意味です。

 まだ、ちょっと難しいですね。それでは、もっと具体的に説明します。

                                              

基本金は第1号〜第4号まで4種類があります。

 正確ではありませんが、イメージはこんな感じです。

第1号基本金…学校のハード(土地建物設備)を維持する金額です

第2号基本金…校舎の建て替えなどのお金を積立てる金額です。

第3号基本金…大学のような大きな学校にあります。○○基金の金額です。

第4号基本金…おおざっぱは言い方ですが、学校運営に必要な1月分の金額です(先生のお給料など)。



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2005年08月08日

【計算書類】計算書類の種類

計算書類の種類今日は、ちょっと計算書類の話を話し言葉でしていきます。

 

 

<Q>学校法人と一般企業の計算書類の相違について教えて下さい。

 

<A>学校法人の計算書類では、似ている部分と、似ていない部分があります。

 会社では、貸借対照表と損益計算書があるので、これを中心にまず学校会計と比べてみます。

 

【貸借対照表】…学校も会社のほぼ同じです。

 

【損益計算書】…学校にはありません。学校は、利益を目的にしていないので「損益」が計算しません。その代わり、生徒からもらった授業料や国や都道府県からもらった補助金を教育事業にきちんと還元したかを表すために【消費収支計算書】を作ります。

 

このほかに、学校では【資金収支計計算書】があります。資金収支計算書は、

学校活動を資金の動きで表します。でも、企業会計の観点から見ると、実際の資金の動きと違う部分があるので「なんちゃって資金繰り表」の感じがします。

 

学校会計の3大計算書類

    貸借対照表

    消費収支計算書

    資金収支計算書



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2005年08月07日

【基本金】基本金になる資産とは?

固定資産今日は、続いて基本金の話です。

 

<Q>基本金として保有すべき学校の資産にはどういうモノがあるのですか?

 

<A>

基本金として学校が保有すべきしさんは、基本金対象資産と言います。

 

基本金対象資産と基本金基本全対象資産とは,学校法人が保有する資産のうちから,学校法人の諸活動の計画に基づき選定されるものである。固定資産については,教育研究を成り立たせるために必要な有形固定資産およびその他の固定資産(借地権・施設利用権等)を広く含みます。

 

ただし、投資資産、一時的所有資産、退職給与引当特定資産,減価償却引当資産等は除かれます。

 

 基本金対象資産の実際は、金額的には土地と建物が中心で、おおざっぱにいえば、固定資産のほとんどが当たります。

 

基本金設定の対像となる資産の範囲については、「『基本金設定の対象となる資産及び基本金の組入れについて(報告)』について(通知)」(昭和49年2月14日 文部省管理局長通知 文管振第62号)があります。



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2005年08月06日

【基本金】基本金ってなんですか?

案内今日から学校会計で一番特徴的な、「基本金」について、Q&A形式で書いていきます。よろしくお願いいたします。

 

<Q>経理課に配属されました。基本金って何ですか?

 

<A> 

一般企業であれば基本金は資本金に似て言います。でも、基本金は学校会計に特有の勘定科目です。中身は大きく違います。

 

 基本金と言うのは、「学校の諸活動の計画に基づき必要な資産を経済的に保持するために維持すべき金額」を言います。 

 

これだけでは、何が何だかわからないと思います。具体的に言うと、学校の校舎、図書館は継続的な研究活動を続けるために保持すべき金額になるのです。 基本金は、目的により1号から4号まで4種類あります。順次説明していきます。



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2005年08月05日

【改正点】10年ぶりに基準改正される

新会計基準

 ブログは2回目です。

 

学校法人会計基準が10年ぶりに改正されました。これに伴い文部科学省から通知が発出され、日本公認会計士協会からも学校法人会計問答集が公表されました。

 

今回の改正は平成17年度から適用されます。いわば、17年改正です。今回の改正は、「基本金の取崩要件の見直し」、「計算書類の末尾に記載する注記事項の追加」が主な内容です。



kaikei123 at 20:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)《特集》 学校法人の経営 | 【学校法人会計基準・基礎知識】

2004年10月14日

【改正基本金】公道として提供した土地に係る基本金について

運動場「学校会計の広場」のブログを始めました。よろしくお願いいたします。

 

 

<Q>校地の一部を無償で公道に提供した場合、基本金はどのようにすればよいでしょうか。

 

<A>

公道として提供した土地が学校の教育活動に支障を生じきせる程度に大きい面積である場合又は学校の設置基準に定める校地面積に相当金込む面積である場合は、代替地を取得する必要があることにかんがみ、譲渡土地に係る基本金は、その代替地に係る基本金とならなければならないので、基本金要組入額及び基本金組入額を減額することは妥当ではない。

 

しかし、公道に提供した結果、学校の土地が狭隘となっても教育活動に支障を生じないこと及び設置基準に定める所要面積に不足することがないこと並びに今後代替地を取得しないことを前提条件とすれば、基本金組入れの対象資産である土地勘定の額を減額する会計処理を行った場合には、当該土地の取得価額に相当する金額が基本金の取崩対象額となる。

 

 (改正学校法人会計問答集Q&A第16号 3−8)

 



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